研修医の皆さまへ
DDO事務所内に、研修医の先生方のための情報センターを設置準備中です。
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2011-10-12
10月12日

医療機器のコヴィディエン・グループ・ジャパンホームページを見ていましたら、傷跡の目立たない「単孔式内視鏡外科手術(Single Incision Laparoscopic Surgery (SILS)」の紹介がされていました。患者さんや一般の人受けに、平易な文章になっています。
この方法はお臍の1 つの切開から腹腔鏡や手術器具を挿入し手術を行う方法であり、切開創は500円硬貨の直径よりも小さいということで、手術後、傷跡はお臍に隠れてほとんど見えなくなるとのことです。
SILS は、開腹手術や従来の内視鏡外科手術と比較して、美容的なメリットが期待でき、胆のう摘出術、虫垂切除術、鼠径(そけい)ヘルニア修復術や、子宮摘出術をはじめとする婦人科疾患など様々な手術で行われています。
もちろん、傷跡が目立ちにくいことに加えて、
・開腹手術よりも回復時間が早い
・従来の開腹手術よりも術後疼痛が少ない
といった利点もあります。

ホームページでは、具体的に、
  ◆胆石症
  ◆子宮内膜症
  ◆卵巣膿腫
  ◆子宮筋腫
の4つの疾患に対して、開腹手術、従来の腹腔鏡下手術、そしてSILSそれぞれで手術を行った場合の違いが述べられています。
開腹手術の場合は、術者が患部を直接見て、触れて手術を行うために、安全性や確実性が高い一方、患者さんが受ける身体的影響は大きくなります。
2種類の腹腔鏡手術は、低侵襲である一方で手術の難易度が上がるため、ホームページでは主治医とよく相談をして、自分自身にとって最良の方法を選択するよう勧めています。従来の腹腔鏡手術は、カメラを挿入するためと、鉗子を入れるためということで複数個所の切開をほどこしますが、今回紹介されているSILSは、一つの切開創で済むものになります。

治療や療養において、患者さんのQOLを下げない、ということは年々重要視されて来ています。我々もブログやホームページを通じて、皆さんの役に立つ新しい情報を常に発信できるように心がけていきます。

コヴィディエン・グループ・ジャパン ホームページ
http://www.covidien.co.jp/

 



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