東京慈恵会医科大学 【内科学講座 呼吸器内科】

 外界と直接接する肺は、感染症、肺癌、気管支喘息、COPD、間質性肺炎といった、全く性格の異なる病気が増加し続けており、WHOの報告によると、近い将来COPD、肺炎、肺癌が世界の死因の3,4,6位になると言われています。しかしながら、呼吸器内科医は不足しており、深刻な問題となっています。

当教室として、まず臨床面では、呼吸器疾患の最新の情報を取り入れ、迅速かつ正確な診断、エビデンスに基づく治療を強い情熱と共に行っています。研究面では、研究室における基礎研究、臨床研究だけでなく、臨床試験や多施設研究にも積極的に参加しています。臨床の中で感じた疑問の解決、あるいは、難治性疾患の治療法の確立に情熱を持って取り組み、臨床にその成果を還元することこそ、臨床教室としての研究と考えます。こうした研究に大学院進学や留学によって取り組むことは、臨床医として新たな飛躍となると信じております。

教育面では、内科全般の知識に加え、気管支鏡、胸腔穿刺、胸腔ドレナージ、気管挿管、人工呼吸器操作など専門的手技および胸部画像診断能力を習得することはもちろん、学会発表、論文発表に関しても力を入れて指導しております。それらの研修と共に、まずは日本内科学会認定内科医、日本呼吸器学会専門医(および指導医)資格取得までの研修システムを整えております。

入局、見学など興味のある方は下記までお気軽にご連絡下さい。

お問合せ:医局長 河石   E-mail: mkawaish@jikei.ac.jp

電話:03-3433-1111 (内線3271)

ホームページ: http://www.jikeinaika.jp/resd/index.html