東京女子医科大学 【第一内科学(呼吸器内科学)教室】

当病院はわが国でも症例数の多い施設の1つで、当科では年間の外来患者数は36000例、新入院患者数は700例、入院患者総計は13000人におよびます。外来における症例は、肺感染症、良性および悪性腫瘍、気管支喘息・咳喘息、アレルギー性肺疾患、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺疾患(間質性肺炎、膠原病肺、サルコイドーシスなど)、肺循環障害(肺塞栓、肺梗塞)、急性呼吸不全、慢性呼吸不全、睡眠時呼吸異常など多岐にわたります。また、禁煙教育、喘息教室などによる予防医学・管理医学の充実や、在宅医療のネットワーク作りにも力を注いでいます。

検査では、呼吸機能検査室では一般肺機能、精密肺機能に加え、総合呼吸抵抗測定装置「モストグラフ」、呼気NO濃度測定装置「NIOX MINO」も導入しています。気管支検査室では、内腔観察や超音波内視鏡下リンパ節生検(EBUS-TBNA)は原則として週2日、また経気管支肺生検(TBLB)など透視下検査は、週2日実施しています。年間の全検査数は500例前後で、うちEBUS-TBNAは60例程度行っています。また気管支鏡シミュレーターを設置し、超音波気管支鏡や末梢気管支鏡の実技訓練も行えるモデルを導入していますので、いつでもトレーニングを行うことができます。

研究面では、細胞生理学、細胞生物学、分子生物学、免疫学などの先端テクノロジーを駆使した基礎研究から、これらの治療応用をめざした臨床研究まで幅広く行っています。

ぜひ一度見学にお越し下さい。医局員一同お待ちしています。

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連絡先 医局長 多賀谷悦子 etagaya@chi.twmu.ac.jp
東京女子医科大学 【第一内科学(呼吸器内科学)教室】