昭和大学病院

昭和大学 臨床研修センターへ

 呼吸器・アレルギー内科消化器内科循環器内科腎臓内科血液内科神経内科リウマチ・膠原病内科糖尿病・代謝・内分泌内科心臓血管外科・呼吸器外科消化器・一般外科小児外科乳腺・内分泌外科

 

昭和大学の後期臨床研修期間は3年間です。後期臨床研修医は特定の診療科に属することはなく、初期臨床研修医と同様に臨床研修センター所属になります。必要とする複数の規模の異なる診療科をローテートできる後期臨床研修システムは複数の大規模研修病院をもつ本学の特徴です。建学の精神である「至誠一貫」のもと、患者の痛みがわかる優れた専門医となるべく日々研鑽を積んで下さい。臨床研修センターは、専門研修が円滑にかつ有意義に完遂できるように総力を挙げて支援したいと考えています。

 

内科

 呼吸器・アレルギー内科 詳細(ホームページへ)
昭和大学呼吸器・アレルギー内科は、日本内科学会、日本呼吸器学会、日本アレルギー学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本がん治療認定医機構、日本臨床腫瘍学会認定の教育施設です。当科での研修で内科専門医や呼吸器専門医、アレルギー専門医の取得が可能です。呼吸器疾患全般を対象として診療を行っていますが、特に気管支喘息、肺癌、睡眠時無呼吸症候群、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、呼吸器感染症、びまん性肺疾患を中心に診療しています。

 


消化器内科 詳細(ホームページへ)
当教室の教育の理念は、誠意と思いやりをもった人間性を養い、医の倫理を学びそれにかなった診療に努めることです。教室員一人一人が医師として患者の身体的、精神的および社会的状況を正しく把握し、適切な対応ができるよう修練することに重点を置いて日々診療を行っています。内科学、特に消化器病学の基礎的知識、臨床的技術を学び、病態を総括的かつ専門的視点から捉え高度な医療を施すよう努力致しております。また、教室員の意志の疎通を欠かさぬことはもとより、熟練、中堅、若手医師が明るく率直に意見を交わし議論できる教室づくりを心掛けています。

 


循環器内科
マンツーマンの指導が中心
心疾患急性期の初期治療を習得できる。
急性期から慢性期にかけての治療の流れを体得できる。
年間の心臓カテーテル検査数は都内最多。
最新の機器システムを利用した最前線の不整脈治療
確立された心臓リハビリテーションシステム。
ベット数10床で、最新の機器をそろえたCCU病棟。

 


腎臓内科 詳細(ホームページへ)
臨床研修は班体制を組み行なわれます。原発性腎疾患・ネフローゼ症候群、および二次性腎疾患・ネフローゼ症候群(糖尿病、膠原病など)、高血圧症、急性および慢性腎不全、透析療法(血液透析、腹膜透析)、腎移植を中心に、免疫吸着、LDL吸着、血漿交換療法などの習熟を、上級医師の指導のもと行ないます。また、毎週行なわれる医局会では、医学雑誌から腎臓と内科全般において文献を検討する抄読会と、当科で行なわれた腎生検症例の組織を検討する腎生検カンファレンスに参加し、研修医は最新の腎臓病学と腎病理の知識を得ることが出来ます。研修医対象の学外研修にも積極的に参加をうながし、研鑽を積んでいただきます。

 


血液内科
30〜40人の入院患者で、約2/3が悪性リンパ腫と急性白血病、残り1/3が多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血そのほかの赤血球系疾患である。日本内科学会の認定内科医、日本がん治療認定機構の日本がん治療認定取得にそったカリキュラムに従い抗腫瘍剤の使用法、副作用を研修する。そのほか分化誘導療法、分子標的療法を駆使した治療の適応を実際に施行しその有用性を理解させる。

 


神経内科 詳細(ホームページへ)
当院は、東京都城南地区の基幹病院のひとつであり、内科のみならず他科とも密接な関連のある症例が多く集まります。神経疾患も中枢神経疾患〜末梢神経疾患〜筋疾患にいたるまで、偏りなくさまざまな症例が集まり、また、全身疾患に起因する神経・筋疾患も多く、万遍なく疾患を経験する事が可能です。神経内科的診療手技(髄液検査、筋電図検査、末梢神経伝導検査、筋生検、頚動脈エコー検査、経食道心エコーによるPFO・塞栓源検索など)を多く経験することができます。脳梗塞超急性期治療であるt-PA療法をはじめとした最新の治療も積極的に行っています。

 


リウマチ・膠原病内科 詳細(ホームページへ)
研修医のみなさん
医師として、研究者として、ひとりの人間として、総合力をアップできる当科で、一緒に学びませんか

 


糖尿病・代謝・内分泌内科
糖尿病専門医の取得に向けて基本的な知識の伝授と実践を行う。糖尿病の病因、病態を把握し、治療方針を的確に立てられりことを目標とする。研修を終了する時点で以下のことが可能になる。
入院患者の病態の変化に対応したインスリン治療を行えるようになる
糖尿病性昏睡、甲状腺クリーゼなどの緊急事態に対応できるようになる
甲状腺、副甲状腺、副腎、脳下垂体のホルモン検査、負荷試験が行えるようになる。
患者教育をチームを組んで行えるようになる
臨床研究に参加できる

 

外科

心臓血管外科・呼吸器外科 詳細(ホームページへ)
昭和大学医学部は外科系講座を統合して外科学講座とし、わたくしどもは胸部心臓血管外科学部門として新しい一歩を踏み出します。呼吸器外科は、門倉光隆教授を中心として、診療科として独立することになります。心臓血管外科も、この機会にどんどん新しい事柄に取り組んでいきたいと思います。

 


消化器・一般外科 詳細(ホームページへ)
消化器・一般外科領域を専門に治療にあたっております。診療臓器としては、上・下部消化管、肝胆膵、腎、腹壁、ヘルニアまでと多岐に及びますが、教室員全てが、専門領域を持ちながら、領域の壁を乗り越えた診療が可能であることをモットーとしております。近年、治療の複雑さから、専門領域に特化した熟練外科医が必要なことは言うまでもない事で、その為の研究・臨床が行われ、十分な経験とスキルが認められたスペシャリストを養成すると同時に、常に他専門領域の治療にも携わるような、教室内ローテーションが行われています。
消化器・一般外科領域の手術なら、標準レベルの手術は出来るが、あれをやらせたらすごい奴(外科医)が教室員の目標であります。

 


小児外科 詳細(ホームページへ)
最近の小児医療全般に言えることですが,診察・処置を行うのに人手が必要で,しかも夜間緊急診療など時間の制約が多いため,小児医療を敬遠する医者が多いようです.しかし,一方では少子化がすすみ,子供一人一人の命の大切さが以前にも増して強調されております.このような状況の下で,何とか小児医療に興味を持ち,苦労が多くても人のために役立ちたいと思う気持ちと同時に,選ばれた人間であるという誇りを持った医者を育てることを教室の第一目標としています。

 


乳腺・内分泌外科
乳腺の解剖、生理を理解し、また良悪性疾患を鑑別する。
細胞、組織診を実施。今後マンモトーム生検も行う予定である。
手術は助手よりはじめ、術者として手術手技を学ぶことになる。
乳癌に対しては、手術のみならず、術前後の化学療法、内分泌療法の適応を検討し、実践する。